ボーイズラブ

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完結

全4話

全42807文字

3pt

2018.12.26公開

2018.12.26更新

《もしもわたしが一台のビデオ・カメラだったのなら、地平線のようにまっすぐなこの目の中に飛び込んできた映像の醜悪さに、あるいは顔を覆ったかもしれない。けれどもあいにくと、わたしには、ビデオ・カメラならばあたりまえに有っているような、心というものがない。》(「羊飼い」より) 「羊飼い」「とかげ」の二編を収録。

この作品の評価

3pt

『とかげ』を拝読しました。 壊れた退廃的な世界の中で睦む2人の様子が艶めかしいです。 『羊飼い』ではそこまで思わなかったのですが、この『とかげ』の内容的にはレーティングの設定をご検討なさった方がいいのではないかと思いました。

2019.11.20 09:55

皐月原 圭

1

『羊飼い』を拝読。 話の筋からは外れてしまうのですが、毎回毎回、「あなた」と「わたし」という関係が不思議ですよね。 特に「わたし」という語り部は、普通に考えれば作者であり、それはすなわち「神たる視点を持つべきもの」であるはずなのですが、この物語の「わたし」は、そのように期待されるとおりに全知のような顔をする反面、大体においては意外なほど無知であるように思います。(あえて答えをはぐらかしているだけで本当は全知であるという考え方ももちろん、あるでしょうが) であるならば、「わたし」とは、何者なのだろう。そう考えるときに、ふと気がつくのは、名前も与えられていない「あなた」と同じように名前のない「わたし」は、つまり=であるのかもしれない、という考え方。 この物語の主人公は主である「あなた」と、それを客観的に見つめる「わたし」に分離しており、だからこそ、「わたし」は全知ではない、だって自分のことなどどれほど分析したところでわかるはずがないのだから。……というのが、もっとも素直な「あなた」と「わたし」の受け取り方なのかもしれませんね。そんなことを思いました。

2019.11.19 18:39

皐月原 圭

1

シリーズ情報

2018.12.26公開

2018.12.26更新

作家情報

ロクエヒロアキ

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小説などを書きます。 Twitter:https://twitter.com/rokuehiroaki BOOTH:https://rokue.booth.pm/ Mail:rokue_h@yahoo.co.jp 作品は予告なく削除することがあります。ご了承ください。

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