3-3 我が家の災難

大火事以来、祖母の体調が悪くなった事もあり、仮祝言をあげた妻の上京を予定より早めてもらったのはこちらの都合でもあった。 大火事から2年目にのぼるは27歳で20歳の妻と江東区北砂を本籍として新婚の世帯を持ったのである。もちろん恩人の祖母との同居である。 大工の叔父に再建してもらった家は、6畳・3畳・台所・トイレ・押し入れ・縁側の小さな平屋であった。 この家は後で妻のためのミシン小屋を日曜大工で増築した。 再建した家は、10年後に2度目の火事に遭うのだが、その時は私の家の隣で火は消える。しかし隣の家の火を消すために、消防のホースが家に6本も入った為、家の中は水びたしになってしまうのだった。 しかし、見舞い金に残金を足し、この後に2階建てに増築する事になるのである。

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