zzz12. 愛おしい

愛おしい。 彼が愛おしい。 彼が死んだらこの気持ちは死ぬのだと、なぜかそう思っていた。 彼は死んでここにはいないのに、愛おしさは死ぬどころか渦巻くほどに激しくなる。 あまりにも強烈で凄惨でリアルで鮮明で。 脳幹が支えきれない程の大量の感情の起伏が津波になって襲いかかり、ある一点でショートする。 感情も視界も脳内も全てが一瞬真っ白に焼け付いて停止してしまう。 呼吸を忘れ、肉体を忘れて、そこに自分は無を見いだす。 心地よい無。 愛おしさも悲しみも痛みも乾きも慕情も飢餓も、全てが消え去った無の瞬間。 人間の脳にはリミッターがついてるらしい。

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この作品の評価

31pt

度々すみません。 読み進めているうちに他人事とは思えず…… 自分の事が後回しになってしまったり、食べられなくなってしまうこと、よく分かります。 私が倒れたらどうするんだと思いつつも、そこまで気も回らないし余裕もないですものね。 それでも、置かれた場所は辛くても、ご自身のこともなるべく大事にしてあげて下さい。 大丈夫、とも、頑張って、とも言えないのが心苦しいのですが…… せめて、ここで聞いています。とだけお伝えしたくて。

2019.03.16 18:47

津南 優希

3

はじめまして。偶然目に留まり、筆者様の本当の言葉で綴られた、綺麗な日本語に惹かれて、3話まで拝見させていただきました。 私にも大病を患った父がいました。何を思い、何を幸いとするかは人それぞれですので、安易な応援などの言葉は控えさせていただきますが……筆者様とご家族に、これからも小さな幸いが多く訪れますように。 人は普通に過ごしていると、分かっているようで当たり前のことすら見えていないものです。時間は永遠ではないと気付いた瞬間から、本当に大切なものが見えるのだと思います。そう、あらためて考えさせられました。 堰を切って溢れたような言葉の海に、また浸かりに来ます。 執筆活動、ご無理なさらず頑張ってください。

2019.02.26 23:54

津南 優希

3

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