新年度でバタバタしておりまして

 先日、新元号「|令和《れいわ》」が発表され、世間やTwitterなどのSNSでも、令和祭りに湧きました。  私はその瞬間を、子供を連れて京都水族館でイルカショーを見ながら、軽く水しぶきを浴びてキャーなどと言いながら迎えました。  上の子が中学の友達とグループで遊びに出かけていて、スマホからLINEで「新元号は令和! レイワやで!」と送ってきたのです。  新元号の発表を、新聞の号外でもネットでもなく、テレビで喋ってるスガちゃんからでもなく、よもや我が子から報道されるとは、思いがけないことでした。  時代は着実に進んでいます。  私はネット上での創作活動を過去しばらく休止していました。  それはいわゆる育休が理由でした。  人間をひとり、ふたり、新しく世の中に追加するには、なかなかの労力と体力と時間もいります。趣味の小説を書いている暇はなかったというのが現実でしたが、子どもたちも無事に大きくなり、態度も大きくなり、能力的にも自立する部分が増え、私に新元号まで教えてくれるのですから、頼もしい限りです。  その上の娘が、このほど部活で書いた原稿をエンタメ系の小説新人賞に投稿するんだそうです。部活の先生が全員にそう号令なさったのだとか。  どういう部活や?  どんなものを書けばいいのかと、長女に相談されたので「書きたいものをテキトーに書け」とアドバイスしました。 「それで受賞できる?」と娘が真面目に言うので、思わず笑えて、「ろくに読んでも書いてもないキミが、ぱっと思いついて書いた初投稿で受賞などできるわけあらへん。好きなもん書いて、とにかく書いたという実績を残せ」と話すと、娘は遠い目で「ソヤナ……」と言うてました。  私も実は彼女ぐらいの年齢の時に、友人のすすめで一度だけ、腕試しで新人賞に投稿したことがあって、一次選考までで落ちたんだったと思います。  その後、特に機会がなく、それが今までの人生で一回きりの投稿歴なんです。  でも一次通ってて嬉しかったのを憶えています。  なのに自分が書いた原稿の内容は思い出せません。もうね、何年前!? 軽く三十年は前なのです。憶えてへんわ。  うちの娘はどこまで真面目にやる気なのでしょうね。楽しみです。  なんと原稿をスマホで書いています。  な、なんだってェ……!?  あっ、でも私もそういえばスマホで書いてますわー。  新年度を迎え、下の子の小学校進学もあってバタバタで、私のほうの創作活動は一向に進みません。

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