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■第一話「雨傘」(水無月) 約束を交わした場所で、十年間、一途に想い続けた彼を待つ。 あの言葉を信じて。 ■第二話「七夕」(文月) 七夕の奇跡。 6年前の初恋の君との再会を夢見て七夕祭りへ。 初恋と、それを取り持つ友情の物語。 ■第三話「 ひまわり 」(葉月) 二人の少女の狭間を往き来する少年。 “二つ”の魂が辿った運命の行方は…? 転生。時を超えて繰り広げられる初恋ファンタジー。
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1話完結の短い話を集めました。 (今後、話が追加されることはありますが、続きものではないので、ステータスは「完結」にしています)
シリーズなし
完結
全9話
全4581文字
11pt
2019.08.03公開
2019.11.24更新
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竹垣の上から紫の傘が覗いていた。
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ある日の出来事が、俺から家族以外のすべてのものを奪っていった。 生きていく気力も、生きていたいと願う祈りも、自分の命を惜しむ気持ちも。 そんな時に出会ったのが【星羅棋布御伽草紙】というMMORPG。 この世界では俺はなんでもできた。 必死で身につけた技術で自分という存在をひた隠しにしながら、ゲーム内の世界平和を実現する毎日はとても充実していた。 そう、全て、壊れるまでは。
シリーズなし
連載中
全7話
全24805文字
0pt
2019.07.11公開
2019.07.20更新
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赤いシャツに青いズボン。むらさきの靴に緑の傘。 マサキくんはちびくろさんぼと同じ格好をして、公園のジャングルにトラ退治に出かけます。 2016年8月に作った作品です。
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平成元年二月二十一日の夜、フリーライターの「俺」は、旧知のカメラマンと酒を飲んだ直後、帰宅途中の大井町駅近くで見知らぬ男にビニール傘で頭を刺されて救急搬送される。開頭手術、リハビリを経て、ふたたび帰路につくまでの三ヶ月を、ありのままに記述した。
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──もし、死んだ人と話が出来るとしたら、あなたは何を伝えますか? とある町のどこか、一軒家に、こんな不思議な肩書きの女が住んでいた。 ”霊媒師” 真白 みゆき ゴスロリ風の見た目に、黒い日傘を差したその女は、霊が見えるのだと言う。 そんな彼女の元には、様々な依頼が来るのであった。
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バイトリーダーが好きな女の子。 今日、精一杯の勇気を振り絞って、自分の思いを伝える事ができるのか? 雨の日は何かが発生するかもしれない。そんな予感がしてしまう。
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どんよりとした天気が続いているこの頃、とうとう土砂降りの雨になった。 普段から天気のことに無頓着だったオレは傘を持ってきていなくて、ずぶ濡れで家に帰った。 そこには誰もいない。 でも、ちょっと懐かしいものを見つけた。 うん、食べてみよう。
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《水色女王は日傘のなかに棲んでいる。日傘の柄はどこまでもつづく砂浜から四十五度の角度で曇り空を突き、やまほどのビーズでつくられた骨組のうえに、桃のかたちに布が張られている。》(「水色女王」より) 幻想掌編小説集。
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《弱い眼たちのビーズの光 しずかに走る朝の糸》 《貪欲ごっこはまだまだ続く 合成獣は涙を流せない》 《あと何回の新しい傘 ちつじょちつじょと雨の降る》 (「ビーズの光、ドミノのまばたき」より) 都都逸集。