抽出キーワード

検索方法

除外キーワード

ジャンル

レーティング

執筆状況

文字数

文字

更新時期

表示順

表示件数

保存している検索条件が上限に達しています(10件まで)この検索条件を保存する

検索結果:3310作品

  • 《ドアーの隙間から、びゅう、と冷たい風が吹きつけてきて、水星は思わず目を閉じた。そのまま這うようにして外に出て、雪のなかに鞠のように転がり落ちる。まぶたが冷たい。睫毛も。それから心臓も。いずれも、あるとすればの話であるが。》(「太陽を好む複数の惑星」より) 「太陽を好む複数の惑星」「幻談(2015)」「天井をささえる男の話」を収録。

    シリーズなし

    完結

    全13話

    全38738文字

    5pt

    2018.12.25公開

    2018.12.26更新

  • いすずが亡くなった叔母から譲り受けたのは、神戸にあるチョコレート店。 そして、屋根裏部屋に暮らすショコラティエ、もといシーツを被ったひきこもり。

    シリーズなし

    連載中

    全1話

    全5462文字

    4pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 忘れたいと願えば、その忘れたい思い出にまつわる料理を作ればいい。 そして、遺却堂の主人に食べてもらえれば、その思い出は消えてしまう。 これは忘れたいと願ったひとと、彼らにまつわる料理の物語。 忘れたいと願うほど大事な思い出の物語。

    シリーズなし

    連載中

    全1話

    全11322文字

    1pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 《もしもわたしが一台のビデオ・カメラだったのなら、地平線のようにまっすぐなこの目の中に飛び込んできた映像の醜悪さに、あるいは顔を覆ったかもしれない。けれどもあいにくと、わたしには、ビデオ・カメラならばあたりまえに有っているような、心というものがない。》(「羊飼い」より) 「羊飼い」「とかげ」の二編を収録。

    完結

    全4話

    全42807文字

    3pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 《あの怪物を、どうかひとりにしてあげて。ひとりきりなら、だれも怪物のことを、怪物だとは呼ばないのだから。》(「ひとりにしてあげて」より) 140字SS+写真コラボ作品のうち、SS部分のみを抜き出したもの。

    完結

    全65話

    全4842文字

    1pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 小鳥は五歳年上のお姉ちゃんがうらやましくってしょうがない。 だって、小鳥はおさがりばっかりなんだもん。 そんな小鳥ちゃん。ある日、お姉ちゃんのカレシまでも羨ましくなってしまい!? 原稿用紙二十枚程度の短編です。

    完結

    全1話

    全9346文字

    12pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 《「青空に似つかわしい色をした列車が、あたかも骨のない生き物のようにゆっくりとブレーキを踏みながら、汚れた空気のなかに茫然とたたずむステイションへとすべりこむ」。このテクストは、たとえばそんなふうにしてはじまる。もちろん、あくまでそれは、「たとえば」の話であって、そうであってもいいし、そうでなくても一向にわたしは構わない。》(本文より) 幻想BL長編。

    完結

    全11話

    全36556文字

    2pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 《頭は猿、胴は狸、尾は蛇、手足は虎、声はトラツグミ、見た目は子供、頭脳は大人の怪物が、近頃京を騒がしていると言う。》(「鵺探偵・数葉の夜叉」より) 三文以内に収まる小説を拾遺したもの。

    シリーズなし

    完結

    全4話

    全20505文字

    2pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 《鹿鳴は身体の中にいくつもの汀を持つ青年であった。ほんらいならば水平線が立つべきところにあたらしい汀が出来ては重畳なり、波は何処かから不図《ふと》あらわれるばかりで、帰るべき大いなる源をついに持つことはなかった。彼の身体のなかに入って釣りをすると、浅い処をこのむ魚ばかりが魚籠の中にたまった。》(本文より)

    シリーズなし

    完結

    全3話

    全19131文字

    2pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 《憎悪というのは何色をした感情だろう? 俺にとってそれは赤、それも、明るい赤じゃなくて、トマトジュースみたいな濃さと暗さを孕んだ赤い色だ。血管のように脈動する管をとおって全身にめぐるにもかかわらず、「血の色」という表現を採らないのは、それでは憎悪の対象に負けたような気になるからである。》(本文より)

    完結

    全2話

    全15313文字

    2pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 《あなたの裸の肩は、羽毛のように無味無臭のハッピー・ターン・パウダーにまみれながら、何度もなんども上へ下へと移動する。背中の上の方に生えた肩胛骨と呼ばれる骨も、肩の動きにつれ、何度もなんども上下する。けれども、肩幅、と言われるその距離が、おおきく変動することはない。》(「D/T」より) BL掌編小説集。

    完結

    全18話

    全22669文字

    17pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 《いまはむかし、あるところにひとりの女がいた。女はひとりの胎児と、それから、(これは女自身も知らないことであったのだが、)一面の鏡を妊娠していた。》(「欲望する鏡」より) 「今昔物語集」にタイトルと冒頭を借りた、掌編小説集。

    シリーズなし

    連載中

    全11話

    全13763文字

    1pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 《まばたきは まぶたたちの身体への叱責 けれども安心して 涙がそれを受忍するとは必ずしも限らない》 (「まぶたたちの叱責」より) 詩集。

    完結

    全23話

    全5451文字

    1pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 《「気を遣ってくれたんだね、ありがとう」  そう言って、さなたはゆきの肩をぽんとたたく。その、息で曇らしたあとに磨いた窓硝子みたいな笑顔が、こころの底からのものなのか、こころの表面にしかないものなのかの判別をつけるだけの世知は、ゆきにはまだない。》(「爪楊枝の色」より) ゲイのさなたとルームシェアをするゆきの連作掌編小説集。

    完結

    全21話

    全24434文字

    2pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 《トンカチで頭をたたいて忘れる。健忘作用のある薬を大量に服用して忘れる。頭をぶんぶん振って記憶を振り落として忘れる。わたしは忘れることに取りつかれている。脳味噌の断捨離運動? ちょっと違うな。苦しかったことだけではない。大切なこともみんなみんな忘れたい。》(「忘れる」より) 掌編小説集。

    シリーズなし

    完結

    全30話

    全47603文字

    29pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 《奇妙な火花を背理が初めて見たのは、今から五年ほど前のことだった。末期がんの祖父の病室で、と言えば、その火花がいったい「なに」を意味するものなのか、容易にご想像がつくことと思う。》(「奇妙な火花」より) 東日本大震災に材を取った小説。

    シリーズなし

    連載中

    全1話

    全1699文字

    1pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 《東弘子は、谷本みずきの声敵だという。 「声敵?」  聞きなれないそのことばに、俺は目を瞬いた。谷本は自分の腕のうえに、唇をとがらせた浮かない顔を載せている。俺は借りていたノートを閉じ、谷本にサンキューと言って差し出しながら、 「恋敵じゃねえの?」》(「声敵」より) 創作男女の小説集。

    完結

    全7話

    全17599文字

    6pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 《下の名前が同じやつはいない。けれども、下の下の名前なら、ぼくと同じやつがこのクラスにもいる。葛城淳平――ただし接点と呼べるほどのものはない。》(「下の下の名前」より) BL掌編小説集。

    完結

    全20話

    全30764文字

    20pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 《ですが、もちろん、ひかえめに考えても、そのとき空に罪はない、と言えるでしょう。だいいち、目の前が真っ暗なときに、前より遠くすらも見ることが許されないのだとしたら、いったい視覚というものは、なんのためにあるのでしょうか。》(「失色ブルー」より) 現代を生きづらさを抱えながら生きる人々を描いた小説集。

    シリーズなし

    完結

    全10話

    全54462文字

    8pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

  • 《湯気の立つシャワーを浴びてレモン嬢の紅茶のごとき午後は流れる》 《みっちりと文字の詰まった書類ならコピー機たちにはごちそうでしょう》 《世界中の髪ゴムたちにおろそかにならない名前をつけてあげましょう》 (「レモン嬢の午後」より) 歌集。

    完結

    全7話

    全5159文字

    1pt

    2018.12.26公開

    2018.12.26更新

Loading...